また日本でも、文部科学省がまとめた『2015年度学校保健統計調査』によると、幼稚園から高校までの裸眼視力1.0未満の子どもは増加傾向にあると発表されています。
背景にはデジタル機器を間近に見続ける環境があると指摘されており、近視予防対策が必要です。
原因
近視になる原因には、大きく分けて「遺伝要因」と「環境要因」があります。
「遺伝要因」・・・近視は劣性遺伝子ですが、視力の悪い遺伝子を持っている子は、小学校低学年までの早期に視力が低下する可能性があります。
「環境要因」・・・子供時代にパソコン・ゲーム機・携帯電話など、近くを注視する機会が増えているため、近視化を招きやすくなっています。
症状
近視は遠くを見たときにピントが合わず、字や物がぼんやり見えますが、近くの物ははっきりと見えます。治療
眼科で一般的によくおこなわれる治療方法は調節麻痺剤(ミドリンM点眼液など)の就眠前点眼があります。就眠前に点眼することにより、ピントをあわせる毛様体筋を緩めさせて遠くを見ているような状態にすることで、仮性近視(調節緊張)を緩和せる作用があります。
成人になれば、屈折矯正手術やレーシック手術も近視矯正の選択肢のひとつです。
近視矯正手術は保険適応でないため、高額な自己負担が必要なこと、成長期の子供には適応できない(18才未満不可)などの欠点はあります。
今後は、さらに近視矯正する治療がでてくるでしょう。
近視の進行防止のため、日常生活でできること
- 「正しい姿勢」と「適度な明るさ」で勉強や読書をしましょう。
- 適度に目を休めて運動もしましょう。
- 意識して遠く(だいたい5m先)を眺めるようにしましょう。
- 規則正しい生活と栄養バランスの良い食事をしましょう。
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