実は発症する人は20代から50代の女性にやや多い傾向にあると言われてる病気です。
視神経炎とは、視神経(脳に目からの視覚情報を運ぶ神経)が炎症を起こす病気です。視神経炎には主に「他の病気の合併による視神経炎」、「特発性視神経炎」、「抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎」という種類があると言われています。
原因
視神経炎の原因は、はっきりわかっていません。ほとんどの場合に明らかな原因がない突発性疾患です。
そのほかの場合では、最も一般的な原因は多発性硬化症です。
実際に、視神経炎は、多発性硬化症の初期症状であることがよくあります。
視神経炎の原因となる神経疾患
- 多発性硬化症
- 視神経脊髄炎
- シルダー病(汎発性軸索周囲性脳炎)
視神経炎の原因となる感染症
- おたふく風邪
- はしか
- 結核
- ライム病
視神経炎のその他の原因
- サルコイドーシス:様々な臓器や組織に炎症を起こす病気
- ギラン·バレー症候群:免疫システムが神経系を攻撃する疾患
- ワクチン接種後の反応:予防接種後の免疫応答
症状
片眼または両眼に、数日〜1週間くらいの間に進行する、比較的急激な視力低下で発症します。見ようとする部位(視野の中心)が見えない中心暗点を示すこともあります。
また、眼を動かすと眼の奥が痛むこと(球後痛・きゅうごつう)が特徴的で、この球後痛は視力障害に先立って自覚されることも多く、重要な自覚症状といえます。
治療
視神経炎は軽症から重症まであり、ビタミン剤の点滴治療で終わることもあります。
視神経炎が別の疾患によって引き起こされている場合、その疾患を治療することによって視神経炎が消散します。
ただし、副腎皮質ステロイド薬の点滴治療は、視機能の回復を早め、また少なくとも今後2年間の多発性硬化症の発症率を下げる、といった効果があるとされています。
そのため、両眼性の症例、高度に視力低下のある症例、多発性硬化症への移行が疑われる症例では、積極的に副腎皮質ステロイド薬を検討されるべきだと考えられています。
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